一昨年12月のスタッフ・ブログでDVテープの整理について触れました。

DVテープとはビデオカメラのテープのことで、

十字園には過去18年間に撮り溜めた約130本のDVテープがあります。

しかし、それらの映像をDVD等の他の媒体に記録しておらず、

現在ではDVテープを使用できるビデオカメラが製造されていないこともあり

いま使用しているビデオカメラが壊れてしまうと

DVテープを再生できなくなる心配がありました。

そこで、一昨年の11月頃から全てのDVテープを

DVDとブルーレイ・ディスクに移す作業を始めました。

DVDは鑑賞用として、

ブルーレイ・ディスクは保存用として記録することにしました。

 

作業を始めてから1年2ヶ月。

1日に1本ずつレコーダーにダビングする作業から始め、

ダビング時に発生する余分な映像を削除して編集し、

毎週金曜日の午後にご利用者の皆さんと映像を観ながらDVDに移す作業を繰り返しました。

そして、遂に全てのダビング作業が終了しました。

DVDの枚数は47枚、

収録時間は約79時間にも及びました。

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いろいろな事情で今は十字園にいらっしゃらない方や、

今よりも若々しいご利用者様の生き生きとした姿が映像には映っており、

十字園で過ごした証しとも言える貴重な記録です。

 

ご利用者様が主役のこの映像記録を大切に保存するとともに

余暇支援のひとつとして活用していきたいと思います。