普段私たちが行っている手洗い。皆様、どこまで意識して手洗いをしていますか?
8月に保険所から手洗いキットをお借りして、それを使った研修を行いました。
手洗いキットを使って何をするかといいますと、蛍光ローションを手に塗ってから
手洗いをし、洗った手をブラックライトに当てると洗い残しがある部分だけ白く光る
というもので、洗い残りが視覚化されいつもの手洗いがどこまできれいに行えているか
確認できるのです。
研修は何も教えずいつも通りの手洗いをしてもらう人と正しい手洗いのやり方を見ながら
手洗いをする人に分け、洗い残しにどのくらい差が出るのか見てもらいました。
わかりづらいかもしれませんがこんなにも違いがあり、
正しい手洗いの方も爪や指の間は洗い残しが確認できますね。
丁寧に手洗いしても完璧にきれいにはならないのは驚きでした。
ちなみに、手洗いをしていない状態は手のほとんどが白く光っていました・・・
研修を通して、手洗いは目に見えない汚れやウイルスといった病原菌を除去でき、自身や他者を
感染症から防ぐ大切な役割があり、感染予防の最も基本的な対策だと学び直すことができました。
十字園ではこれからもご利用者様・ご家族様・職員が安心して毎日を過ごせるよう感染症対策に
取り組んでいきたいと思います。