新潟市内の観光名所のひとつ、
日本海タワーが今年6月30日で閉館することになりました。
新潟市の水道創設60周年記念事業として
1970年8月に開館したのが日本海タワーです。
水道に対する知識の普及を主な目的として整備されたもので、
配水池の屋上部分に設置された展望施設としては国内初の施設だったそうです。
しかし、現在は竣工から40年以上を経過して施設や設備の老朽化が著しく、
入場者数もピーク時の10分の1程にまで減少し、
新潟市は「展望施設としての役割が終了した」として閉館することを決定しました。
今年4月1日から6月30日までの期間を無料開放するという情報を得た為、
めぐみのご利用者様と展望室を訪れてみました。
360度全面ガラス張りの展望台は
床が約25分で360度回転する仕組みになっており、
ベンチに座っているだけで新潟市内から佐渡までを見渡すことができます。
快晴でしたが遠くは霞んでおり、
残念ながら佐渡や内陸の山々の姿を見ることはできませんでしたが、
のんびりと景色を楽しむご利用者様の穏やかな表情が印象に残りました。