十字園で働いている職員というと多くの人が
生活支援員、看護師、栄養士、事務職員をまず思い浮かべるかもしれません。
しかし、実際にはもっと大勢の人たちが十字園を支えてくれています。
例えば、美味しい給食を作って下さっている調理員さん、
夜間や休日の電話対応などを担っている夜警員、
園内をきれいに掃除して下さっている清掃業者の方などです。
なかなかお会いする機会は少ないと思いますが、
十字園にとっては欠かせない大事な存在です。
今回紹介するのは、
そんな裏方として雑務を担当して下さっている方です。
「雑務」というだけあって仕事内容は多岐に渡っています。
毎朝、十字園に出勤して最初に行うのは園長室の掃除です。
たくさんの書類に目を通し、多忙を極める園長の周りで黙々と清掃作業を行っています。
時々園長と交わす会話は楽しみの一つになっています。
園長室の掃除を終えると今度は洗濯室へ移動し、
十字園のご利用者の洗濯物たたみを行います。
100名分の衣類をたたむ作業は容易ではありません。
特にこれからの時期は一人が洗濯に出す服の量が多いので、
それを100名分たたむ作業がどれ程大変なことかは
想像に難くありません。
洗濯たたみを業務委託している基準寝具様と一緒に作業に当たり、
日々ご利用者の元に清潔な衣類が届くよう
汗を流して下さっています。
その他に、食事の配膳を手伝ったり、
正面玄関内の来客スペースを掃除したりと
幅広く作業をされています。
その活躍は正に『縁の下の力持ち』です!
もし作業されている姿を見掛けたら、
「お疲れ様です!」と労いの言葉を掛けて差し上げて下さい。
そんなさりげない一言がきっと励みになると思います。